伝統的和食より野菜や果物を食べた方が自殺を予防できるかもという研究結果


こんな記事を読みました。

野菜や果物食べる人自殺少ない(NHKニュース)

国立国際医療研究センターの研究成果によれば、どうも野菜や果物をたくさん食べている人の方が自殺が少ない傾向にあるらしいとのこと。食事の内容に応じて4つに分けて比べてみると、野菜や果物を一番多く食べたグループの自殺の割合が、男女ともに約半分になっており、断言はできないけれども野菜などに含まれる葉酸やビタミンCなどが自殺予防に効いたかもしれないそうです。

野菜や果物をたくさん食べられる人は富裕層に多そうだし因果関係が逆なんじゃないのかとか、最近コンビニ飯ばかりで野菜や果物をろくに摂取できていない自分はつまり自殺の危険が2倍あるのかとか、いろいろ気になったのでネタ元を確認してみました。

食事パターンと自殺との関連について(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター)

「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究(JPHC Study)」の一環として発表されたもののようです。日本各地の約10万人を対象に10年以上にわたる追跡調査を行い、生活習慣と病気との関連性を研究しているそうで、まったく門外漢には想像の及ばない苦労がありそうなお仕事で、従事されているお医者様って本当にえらいなあと思いました。私にはとても真似ができそうにない。それ以前に医大に入れない。

さて、本題の食事パターンと自殺との関係でありますが、正しく理解されたい方はちゃんとリンク先にあたってくださいね、と前置きしつつ、簡単に要約すると以下のとおりです。

肉やパンを食べる欧米型の食生活とご飯やみそ汁の伝統的な食生活とを比べても、自殺リスクに大した差はなく、『野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶などが関連した健康型食事パターン』の人が自殺リスクが低かったそう。

ちなみに、もともと「うつ」の傾向がある上に、精神的なストレスが強い人たちでは健康型の食事をしていても自殺リスク低下との関連はみられなかったみたいです。よくグルメ漫画なんかで、主人公の料理で絶望に沈んだ人が救われたりしますけれど、現実はそんなに甘くない。切ない。

自分はそうそう自殺するようなタマではないと思うのですが、食事で精神衛生が保てるのであればちょっとは気にしていこうかなあと思った次第。Lチキを肴に発泡酒なんか飲みながらこの記事を書いている場合じゃなかった。

ところで、「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」とか、学会発表の際に舌をかみちぎるか呼吸困難になりそうで心配です。研究テーマのタイトルの長さと研究者の平均寿命に逆相関がないことを祈りつつ、本稿を終えたいと思います。

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