嫁に「会社を辞めてプロブロガーとして食べていく」と告げられませんでした – 安定して稼げないブログの3つの原因


だって、毒男なんだもの。告げる相手がそもそもいない。嫁欲しい。主夫になりたい。

この出落ちで書きたいことの95%が完結しているのですが、そんなんはTwitterでやれという話ですので書き紡いでまいります。

こんな記事が話題になっていました。

一昨日のことなんだけど、嫁に「会社を辞めてブログで食べていく」と告げました(そうすけブログドットコム)

要約いたしますと、会社がつらいから「ブログの広告&アフィリエイト収入で食っていきたい」と奥様に告げたところ、完全にフリーズさせてしまったとのこと。ちなみに現在のブログ関連収入は5,000円~10,000円程度。そりゃ固まるわい。

けっきょく、いきなりそれは無謀だよねー、ということで会社員を続けながら1年間ブログの更新を続け、100万PV到達目指してがんばることにしたそうです。おう、がんばれ!

そんで、この記事には「いい年した大人が、なにワナビーして奥さん泣かせとるんじゃい!」等々のお叱りの言葉がたくさん集まり、見事炎上なさったわけでございます。

上記記事のはてなブックマークコメント
プロブロガー物語:インターネットで生きる光と闇(あざなえるなわのごとし)

かわいそす。

でも、改めて確認してみると案外賛否両論? 火を吹いている人は、元記事で「やっぱいきなりはリスキーだから、とりあえずサラリーマンと兼業でいくわー」という結論を読んでない雰囲気もかんじますね。

私は労働が大嫌いで、自分が好きなタイミングで好きな記事を書いて暮らせる高等遊民になれたらいいなあと心の底から思っておりますので(年末ジャンボの当選・竹やぶから3億円等でも可)、そうすけ氏のチャレンジには大いに共感し、応援したいと思います。

でも、でもですね、老婆心ながら申し上げますと、努力の方向性がちょっと非効率な印象を受けました。

とりあえず本日からはよほど終日予定で埋まったりしない限り、1日4記事更新を行なっていきます。今考えているのは、朝早起きしてニュースをチェックして、出社前に2記事書く。そんでもって仕事から帰ってきた後にさらに2記事書く。そして寝る前にまた翌朝のネタを整理する。

氏は「記事の量産」と「速報性」をブログ成長のエンジンとされようとしている風に見えますが、それってかなり戦いづらいし、安定しないんじゃないかと。

理由は3点です。

  1. スピードは必ず負ける
  2. “旬”を過ぎるとアクセスがなくなる
  3. 読者に選ばれる差別化要因がない

1.スピードは必ず負ける

ニュースを素材にする以上、速報性は一次ソースである報道系の媒体に必ず負けます。それぞれに切れ味するどい独自の視点で解説を入れられれば付加価値がありますが……1日4記事、それができますかね?

2.“旬”を過ぎるとアクセスがなくなる

速報性を売りにした記事はストックのアクセス、つまり安定した検索流入をなかなか生み出してくれません。

一例として、嫌な意味で一世を風靡した「現代の偽ベートーベン」佐村河内さんのGoogleトレンドでの推移を貼っておきます。

「佐村河内」のGoogleトレンドグラフ

見事なまでの瞬間風速なんだぜ

こういう一瞬しか話題にならないものばかり追うのは安定性がなくつらいです。

安定性がないといえば、Adsenseやamazonアフィリエイトがいつまで続くかもわかりません。とあるネット系広告代理店さんに聞いた話ですが、超有名な某2chまとめ管理人もサラリーマン兼業だそうです。曰く、「こんな水物の商売はいつまで続くかわからない」とのこと。

実際、2chは転載禁止が拡がりましたし、Googleはネット広告の単価下落に悩み、amazonは寡占が進むにつれてアフィリエイト料率を下げる傾向です。

2ちゃんねる転載禁止 揺れる「まとめサイト」の行方は(ITmediaニュース)
GoogleのQ1決算、売上154.2億ドルで2桁成長―クリック単価下落で利益は予測を下回る(TechCrunch Japan)
Amazon紹介料率変更でまた衝撃! フィギュアが「0.5%」というのは・・・(デジモノに埋もれる日々)

読者に選ばれる差別化要因がない

「就職ならリクナビ」「飲食店情報なら食べログ」「不動産・物件情報ならHOME’S」という風に、専門性が確立されたサービスというのは強いです。いわゆるブランディングってやつですね。すみません、最後のは自社サービスのステマです。ちなみにいまはウルトラマンとホームズくんが絶賛コラボ中です。

そういうデカイ企業サービスは別にしても、「脱社畜ブログ」や、「斗比主閲子の姑日記」は短期間で人気ブログに成長しています。どちらにも共通していえるのは、「このブログはこんなことを書いているんだな」というイメージがすぐにわくことです。すごくエッジが立っているので、読者の期待を裏切りにくく、固定ファンがつきやすいのです。

一方、そうすけ氏のブログを拝見しますと、そういう尖ったものが失礼ながら感じられない。これで固定ファンを作り、100万PVを目指すのはかなり厳しいんじゃないかなあ…と思った次第。

いやまあ、偉そうな講釈を垂れてアレなんですが、ほとんどこのブログにも当てはまる指摘なんですけどね。でも、あくまでこのブログの主目的は日頃のストレスを長文書きなぐりで発散するところにあるからかまわんのであります。(負け惜しみ)

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