福島県の放射線量とか原発事故関係のデータは明瞭でわかりやすく発信されているし、個人の体験では食べ物もおいしいし安全です


言葉もありません。

小学館発行『スピリッツ』の『美味しんぼ』(第604話)に関する抗議について(双葉町)
週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について(福島県)
漫画『美味しんぼ』での本府の災害廃棄物処理に関する記述について(大阪府)

言葉もありませんと言いつつ、書くんですけどね。

漫画「美味しんぼ」が福島県民が被ばくによる鼻血などの症状で苦しんでるだのと書いて炎上してます。そのうえ作者は開き直っていて、ああもうなんだかなあと。

ところで、気になったのは双葉町や福島県の抗議声明に対し、「データも示せ」という声がちょこっとだけ見えた点です。確かに、上記リンク中にはデータに関する記述はないので、数値も合わせて示せばもっと説得力が増したのにもったいないなあとは思ったんですけどね。

あい、受け手側がちょっとの手間を惜しまずに、福島県HPでも見てみましょうか。

ふくしま復興のあゆみ(平成26年4月28日発行)※PDF
福島県放射能測定マップ

簡易な表現、見やすい図表、測定結果の速報と、こんだけわかりやすく発信を続けているのに、まるで不勉強なイチャモンをつけられたらそりゃあ回答も雑になるってもんです。

いや、鼻血について直接的に調べた資料はないですよ。でも、もしイチャモンをつけられた側がいちいち全部について丁寧に対応しなければいけないとしたら大変な手間ですよ。原発事故以来デリケートゾーンがかゆくなっただとか、ストライクゾーンが低年齢化してお巡りさんに捕まっただとか、そんなわけのわからない問い合わせにまで問われた側が説明責任を負わねばならないとしたら、行政機能を麻痺させるのも極めて簡単です。容易に証明できないわけのわからん質問を大量に投げかければよいのですから。

この一連の騒動では、互いの調査にかけたコストが段違いであることを無視するわけにはいきません。一方は多大なコストをかけてあれだけの情報を調べており、一方は「個人の体験です」という印象論でモノを言う。挙句、イチャモンの被害者に対して「他に鼻血を出した人はいませんか?」と尋ねる。なんだそりゃ。

反論をすれば、印象論を持ちだした側が「この印象が間違いでない証拠を出せ!」と相手方にさらなるコスト負担を求める。フェアネスの欠片も感じられません。

ここからは個人の体験について書きますけれど、震災2ヶ月後に福島を通っても一切身心の不調はありませんでしたし、意識的に福島産の農産物を選んで食べてまいりましたが本日までたいへん元気に暮らしております。鼻血が出たこともありますが、それは花粉症でやたらに鼻をかんでいた季節の話で、ほぼ毎年のことです。

っちゅうわけで、個人の体験を真実として主張してよいのであれば、福島の農産物はまったく安全だしおいしいですよ。ぼちぼち桃の季節になりますので、今年もスーパーで見かけ次第、福島産のおいしい桃を食べようと思います。

究極だか至高だかのなんたらよりもきっとおいしいだろうな。(個人の感想です)

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