自己愛が腹ペコの人はマルチ商法の食い物にされる


マルチ商法は最近ではMLM(マルチレベルマーケティング)っていうんでしたっけ?

それはともかく、こんな記事を読みました。

「自己愛が腹ペコの人は、判断力が低下する」問題(シロクマの屑籠)

ものすごく簡単に要約すると、精神的に弱っていると判断力がにぶるので、悪徳商法の餌食にされますよ、と。

まったくもってそのとおりで、彼氏と別れたばかりの女の子ばかり狙う男がいるように、弱ったところにつけこもうという人間は少なくありません。

その筆頭格がマルチ商法で、一見楽しげに目指す夢や仲間の絆を語りながら、狙っているのは互いの財布で自分だけはネズミ講の上に立って楽に儲けたいというどうしようもない人間の集まりです。

具合が悪いのが、その先鋒となって働く末端会員はその夢やら絆やらを本気で信じているフシがあること。上層部に搾り取られるために働いているようなものなのに、そのムダに懸命なさまはジャパニーズ社畜でさえ足元にも及ばないでしょう。

不幸にして洗脳をされてしまった被害者の方々には一日も早く足を洗っていただきたいものですが、やっかいなのがこの「自己愛」というやつでして、マルチなやつらのお互いに気持ち悪いほどほめあい、励ましあい、認め合う体制は自己承認欲求やら所属欲求やらを手ごろに満たすのに最適なわけで、借金まみれでクビがまわらなくなろうと、マルチ仲間以外の友だちがいなくなろうと、当初の「一儲けしたる!」という射幸心をはるかに超えてその居心地のよい集団への帰属心がよほど強くなってしまうわけです。

考えれば考えるほどによくできた悪徳商法ですね。

最近ではネット社会のトレンドを取り込んでこんな商法も出てきた模様。

本日の独り言。ITビジネスでもなんでもない、単なるマルチ商法まがいについて(More Access,More Fun!)

いわゆる情報商材ビジネスです。

あんな怪しげなもの誰が買うんだといぶかしんでおりましたが、射幸心にとりつかれた人間からは正常な判断力が奪われてしまうようで、飛びついてしまう人間は一定の割合で存在するようです。

リンク先の記事で喝破されておりますが、マルチ商法とは

「実際に商品を販売して利益を得るより、下位のメンバーを釣り上げるほうが利益になる」商法のこと

なんですね。

それを買うことで一体誰が儲かるのか、クレジットカードの番号を打ち込む前に一呼吸置いてゆっくり考えていただきたいところです。

それでもノマドでアフィリエイトでウェッブで楽して食べていきたいと思う方はこのあたりの記事も読んで考え直したほうがいいと思います。

秒速でスパマーになってしまう 与沢翼の『秒速で1億円稼ぐ条件』(Hagex-day.info)

このへんは普通の情報商材ビジネスからさらに一歩踏み込んだなあと感心してしまうところではあります。

最近やたらと通勤電車でこの書籍の広告を見かけるわけですが、マスメディアに露出して信頼感を醸成する狙いなわけですね。無知な人間をだまそうという悪意をひしひしと感じて怖気が走りますけれど。

私はむかしテレビショッピングに何度か出たことがあるのですが、クレームのあったお客様先に直接お電話を差し上げたところ、「いや、岡崎さんが悪いわけじゃないんだけど。わざわざごめんなさいね」と明らかにこちらに非があったにも関わらず逆にお詫びをされてしまう始末。いやはや、マスの威力は侮れません。

ともあれまだまだこのあたりのビジネスが進化の余地を残しているところが恐ろしいわけで、ソーシャルメディアを舞台に取り巻きを使って承認欲求やら、所属欲求やらを巧みに満たす仕組みが洗練されたらとんでもないことになりそうな悪寒がいたします。

私が知らないだけで、そんな詐欺集団がどこかにいてもおかしくないんですが。。。

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