先日書いた記事「国際競争ガーは誤解しているけど、国際競争が平均賃金を下げたのは誤解じゃないと思う」が、はてなブックマークのホットエントリーに入りました。
ブログを開始してまだ1ヶ月も経っていないのに、ホッテントリ入りできるとは思っていなかったのでびっくりです。
しかし、何か私にしかできない特別なことはしていません。
ホッテントリに入った記事で行ったのは、誰でもすぐに真似ができるとても簡単なことでした。
忙しい方のために先に結論をまとめておくと、下記の2つをやっただけです。
1)人気になりそうな記事を早めにブクマした
2)反論的な記事を書き、その記事のURLをはてブのコメントに追記した
ね、簡単でしょう?
まだ試していないので仮説ですが、おそらく再現性もあると思います。
これだけではさすがに簡潔すぎるので、状況をもう少し細かく説明していきましょう。
はじめに行ったのはhamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)さんの「誰の賃金が下がったのか?または国際競争ガーの誤解」という記事へのブクマです。そのときのブクマ数はまだ2ケタだったと思います。
帰宅途中のニュースチェックで目についたのでとりあえずブクマしました。そのときのツイートが↓です。
雇用人数や雇用形態も加味してみたらどうなるんだろ。うちに帰ったら元資料を読んでみよう / “誰の賃金が下がったのか?または国際競争ガーの誤解: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)” htn.to/7zF6ZX
— 岡崎 良徳 @Lococomさん (@okachan_man) 9月 10, 2012
んで、帰宅して記事もネタ元になった資料を読んでみると、どうもhamachanさんとは違う結論が読み取れたので、それをさっそく記事にしました。それがホッテントリ入りした「国際競争ガーは誤解しているけど、国際競争が平均賃金を下げたのは誤解じゃないと思う」です。
記事を書いた後、はてブのコメントにURLを追記し、こんな感じにしました。
雇用人数や雇用形態も加味してみたらどうなるんだろ。うちに帰ったら元資料を読んでみよう→読んだのでブログに書いた。やっぱり賃金が下がったのは国際競争が一因 http://bit.ly/PicDT1
たぶん最初にブクマをしてから2時間後くらいだったと思います。
記事アップから2~3時間で2つほどブクマされたのを確認し、「よっしゃ、ギネスだ!(※それまでこのブログではてブされたのは自分を除くと1つが最高)」と満足して就寝。
で、翌朝に確認するとなんと23ブクマまで伸びているではないですか。この時点で「社会」カテゴリのホッテントリに入っています。
最終的には43人にはてブしていただき、アクセスもブログ開設以来の高い数値を記録しました。
飛び抜け方がハンパじゃないですね。ホッテントリ効果恐るべし。
現在、元記事は391ブクマされているのですが、私の記事も元記事の伸びに合わせて、だいたい10分の1くらいのブクマ数を獲得していった感じです。まるで宿主に寄生して肥え太るサナダムシ。
おそらく、早めにブクマしていたり、はてなスターをもらって人気コメント入りしていたおかげで、元記事のコメント欄を読んだはてブ民が流入してきた結果でしょう。
さて、改めてまとめますと、立ち上げ1ヶ月の弱小ブログがホッテントリ入りする方法とは「人気になりそうな記事を早めにブクマし、関連記事を書いてコメントに追記する」だけです。あとは元記事の人気が自分の記事も押し上げてくれます。
やっておいてなんだけど、なかなか下衆い作戦ですね。
また機会を見つけて試してみたいと思います(下衆)。
※数値的な分析もやる予定ですが、時間がかかりそうなのでまた後日→分析しました(9/17追記)
ホッテントリに入るとアクセス数がどう変化するのか分析してみた