引き寄せの法則を実践すると何も引き寄せられなくなる


こんな記事を読んだ。

効果がすごいと話題の「引き寄せの法則」を今さら解説してみる(らふらく ^^)※魚拓

それからこんな記事も。

今、引き寄せの法則がキモイ!(脳味噌はなまる)

こちらでだいたい私の言いたいことは代弁してくれているのですけれど、もし身近で「引き寄せの法則」とか口走るビリーバーが現れたらこれを読ませようと記事にまとめておきます。

まずは目次。

  • 常に目標を思い描くのは正しい
  • 願うだけじゃ当然ダメ
  • 人間は一日10万回思考する?

常に目標を思い描くのは正しい

これに関しては否定しません。叶えたい夢や実現したい目標があるのなら、それについて常に考え続けることはとても重要です。

人間の脳みそも時間も有限ですので、無限に思考はできません。リソースが限られているわけです。その限られたリソースをどこに割り当てるかって話なんです。大事な問題に優先的に割り当てるのは当然ですね。

これは私も実践していて、思考時間の半分くらいは仕事のことに割いておりますし、残りの時間では南沢奈央と結婚する方法をひたすら考えています。

願うだけじゃ当然ダメ

引き寄せの法則ではこのように説かれているそうですが、もうね、アホかと。

・手に入れているフリをする。手に入れていると確信すれば、法則が発動する。
・「どのようにすればいいか」は気にしなくてよい

私が南沢奈央と結婚できていないことからも明らかなように、願うだけで現実が変わる可能性はゼロです。完全にゼロ。絶無。それとも私は南沢奈央と結婚しているフリをすればよいのでしょうか。ただの痛い人ですね。

思考リソースを夢や目標に割り当てるのは妄想を膨らませるためではなく、実現の方法を考えるためです。

「できない理由じゃなく、できる方法を考えろ」とか、仕事術的な本でもよく書かれていますけれど、何かを現実にするためにはその方法を考え、実行しなければならないのは当然です。アジフライが食べたいなあと願っていたら空中からアジフライがわき出てきたりはしないのです。念じるだけでできるのはせいぜいスプーン曲げくらいでしょう。ごめん、それもできないけど。

人間は一日10万回思考する?

基本的に24時間に何度も、幸せな妄想をする。
この法則のことを思い出す度強く念じる。
人間がする一日10万回の思考のうちの何割かを妄想に回す。

そんなことをしていたら四六時中ニヤニヤ薄ら笑いを浮かべる気味の悪い人になってしまいそうです。おまわりさん、こっちです。

それはともかく、「人間がする一日10万回の思考」ってなんでしょうね? そんな調査、いったいいつ誰がどうやって行ったんでしょうか。ググってみると6万回だとか7万回だとか書かれているわけのわからない雑音が大量に発見できるんですけれども、学術的な調査が行われた気配はまるで見受けられませんので都市伝説でしょう。

だいたい「1回の思考」って何を指すんでしょうね。「晩ごはんはアジフライ定食が食べたい」と考えたら1カウントなんでしょうか。それとも、「晩ごはん は アジフライ定食 が 食べ たい」と単語で切って6思考なんでしょうか。さっぱり意味がわかりません。助詞とかどうしたらいいの。ちなみにアジフライが出てくるのは二度目ですが、食べたいんです。この記事を書いている間もずっと考えています。でも引き寄せられてきません。くそっ。

こういう似非科学で権威付けをするのもインチキ商法の常套手段で、マルチにおける「金持ち父さん、貧乏父さん」的な腐臭をひしひしと感じて鼻が曲がりそうです。

マルチといえば、最近の引き寄せブームの仕掛け人って一体誰なんでしょう? どこかのカルトの販促なのか、新手のマルチの下地作りなのか。

あ、タイトルに「何も引き寄せられなくなる」って書きましたけれど、すんません。間違いでした。

引き寄せの法則を信じていると、カルトやマルチは確実に引き寄せられると思います。

そんなあやしげなものしか引き寄せられないのだから、いっそ「口寄せの法則」とか改称した方がいいんじゃないですかね?

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One thought on “引き寄せの法則を実践すると何も引き寄せられなくなる

  1. 引き寄せの元ネタはザシークレットという本です
    記事内容には同意だし、僕も読む気はありませんが
    読んでもいないのに批判するのはどうでしょう
    おかげで幸福になった人もいるかもしれないですよ

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