ブログはFacebookにもTwitterにも殺されていなかった。それどころか絶好調だった件


会社のデスクで昼食を食べながら、ぼんやりインターネットを眺めておりましたときのことです。

なんとはなしに、そういや「ブログはオワコン、ブログはレガシー」みたいな論調の記事をちょくちょく見かけるけど、実際のところはどうなんだろうなあと気になりました。

「気軽に書く」という点では、知り合いしかいないFacebookなどのSNSや、短文でかまわないTwitterの方がはるかに優れています。ブログは長文でなければいけない気がするし、それなりの内容を書かねばというプレッシャーも感じる。書き手も読み手も気楽な方に流れそうなものなので、きっとブログはすっかり廃れているんでしょう。

とはいえ、データもなしに「ブログはソーシャルメディアに殺された」というのは早計です。とりあえず手軽に調べられるところで、Googleトレンドで「ブログ」「Facebook」「Twitter」を比較してみたところ、意外な結果がわかりました。

青線がブログです。まさかのトップ。わぉ。

Facebookがやたらに騒がれだした2010年はさすがに数字を落としていますが、2011年1月以降は1度も首位を手放していません。その後も右肩上がりにじわじわと上昇して、いまではFacebook上陸以前よりも人気を増しています。

あくまで検索エンジンから見た際の人気ですので、FacebookやTwitterの下落はひと通りがアカウント持ってしまって、アプリやブックマークから訪れるようになったせいかもしれませんが。

しかし、仮にそうだったとしても、ブログが過去最高の人気度を誇っているのは事実です。これは非常に興味深い結果でした。

以前にある有名ブロガーが「ソーシャルはブログに読者を連れてきてくれる加速装置であって、決してブログと食い合うものではない」という趣旨の記事を書いていたのを思い出しました。(※元記事は探したけれど見つからず…。)

そのときは、元から人気のあるブロガーならそうだろうなあと思っていたんですが、全体的な傾向としてもソーシャルメディアはブログを食っていないといえそうです。まあ、Googleの示す人気度が読み手の増加を示すのか、書き手の増加を示すのかはわからないんですけれど。

仮に読み手の増加としてとらえるのならば、昔のブログによくあった個人の日記的なコンテンツがソーシャルメディアに吸収されたおかげで、ブログに書かれるコンテンツの質が上がったことが原因かもしれません。もっとお手軽な発信手段があるのに、わざわざブログなどという七面倒臭いメディアに長文を上げる人たちは、よほど強い欲求を持ってブログという手段を選んだのでしょうから。

逆に、書き手の増加としてとらえるのならば、FacebookやTwitterでは書けないことが意外とあった、という解釈が成り立つでしょうか。実名では書けないこともあるでしょうし、実名でやっている私ですら、たとえばこうした長々とした論考をFacebookで書けるかといったら気恥ずかしくってできません。「なにマジメなこと書いてんだよw」と茶化されるのがオチですし。そもそもTwitterはこういう長文の投稿には向きませんね。

ブログでしか書けないこと、ブログでなければありえない表現というのがあるのかもしれないなあ、なんて考えさせられました。

以下、おまけ。

ついでに、ブログサービスの中では何が一番人気があるのか調べてみましたよっと。比較対象は「アメブロ, fc2ブログ, wordpress, Tumblr, ライブドアブログ」アメーバブログは略称の「アメブロ」が圧倒的だったので、キーワードをそれにしました。「ライブドアブログ」も英語表記より日本語表記の方が多かったのでカタカナで。

うーむ、青線のアメブロが圧倒的ですね。増減が激しいのは、CM等の広告投下量に影響されるためでしょうか。他、楽天ブログやseesaaブログ、ココログなども調べてみたんですが、とても切ない感じでしたとだけお伝えいたします。

それはともかく、WordpressやTumblrが意外と人気が高かったのに驚きます。使い方やカスタマイズを調べるために、検索ボリュームが膨らみやすいのかもしれませんが、それにしたって大したものです。多少苦労しても使いたくなるだけの魅力があるわけだ。

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