ブログってもっとゆるくていいんじゃないの? – ブロガーサミット2013に行ってきた感想


ブロガーサミット2013」というアジャイルメディア・ネットワーク株式会社が主催するイベントに行ってきました。

パネルディスカッションだけで13:00~19:00、その後の懇親会も含めると総計7時間半というボリューミィなイベントです。いや、私は途中で帰っちゃったんですけど。会場の冷房がけっこう強くてですね、薄手のTシャツに半パン、サンダルという軽装でいたら風邪をひきそうになりまして。。。

というわけで、途中退出した人間ですけれども感じたこととか書いておこうかと。パネルディスカッション4で帰ってしまったので、もしかしたら以下に書くことはその後に語られているのやもしれませんが。

その前に、無料で面白いイベントを開催してくださったAMN徳力様はじめ、パネラー、運営スタッフ、スポンサーの皆様に御礼申し上げます。

ブロガーも少子高齢化が進んでいる?

会場入りしての私の第一声です。同様のツイートは他にも散見されており、同じように感じた人が多かった模様。若いブロガーからは「20代が少なくてさびしい」的な声も上がっておりました。感覚値ですが、20代は1割いるかいないかぐらいじゃないかと。んで、男性が8割くらい。おっさんだらけで実にむさ苦しい。私もおっさん比率を上げた戦犯のひとりなんですが。

こういう状況を見ますと、やっぱりブログって枯れたメディア、あるいは仕組みなのかなあって思います。若い人にはTwitterとかFacebookにTumblr、Pinterestなどなど、ブログ以外の多様な発信手段がございますからな。プラットフォームの移行には大きな障壁があるので、若者がブログ以外のプラットフォームに分散し、おっさんばかりがブログという古い仕組みに取り残されたのやもしれません。

とはいえ、このイベントにやってくる人の属性が偏ったってだけで、ちゃんと調査をすれば実は人口比の通りに分布しているかもしれないんですけどね。

でも、はあちゅう女史だとか、Google+に空の写真を上げ続けてサクセスストーリーを駆け上がり、スタディギフトで花火と散った女子大生だとか、若い女の子が祭り上げられやすい状況を鑑みるに、ひょっとすると昔からブログはおっさんと相性のよいプラットフォームなのやもしれません。おっさんは若い女の子が好きですから、ついつい注目してしまう。

ほら、昔から居酒屋でだらだらと説教をするのはおっさんと相場が決まっているじゃないですか。しかし、そういうのに付き合ってくれる若者(部下)の供給が追いつかなくなり、行き場を失ったおっさんの説教欲求のはけ口としてブログが機能している可能性もあるなと。

それではブロガー人口はこのまま先細りする一方なのかといえば、そんなことはなく。いまはブログに興味がない若者も、説教欲求を持て余すようになれば自然とブログに流入してくるようになるんではないか。かくいう私も、このブログをはじめたのは去年の8月ですから、ちょうど三十路を迎えたときです。

人間、30年も生きてくると心の奥底に「持論」が凝り固まってくるわけで、それを開陳する場としてブログという長文プラットフォームは実に最適だなあと実感しております。

ブログはもっと自由でいいじゃないか

たまたま目にしたツイートですが、同様の違和感をおぼえておりました。ブログってそもそもWeb+logの合成語であるわけで、インターネット上に何かしらの記録を残せばそれはすべてブログといえるのではないかと。その伝でいけば、TwitterもFacebookも、my365も「ボケて」もみーんなブログです。有意な情報がほとんどない個人の日記だって、Webに乗っかればそれはブログといえるわけですな。

というわけで、今回のイベントで語られていた「ブログ」はやっぱりカッコつきのものなのかなあと。自己表現だとか、マネタイズだとか、成長だとか、そういう何か建設的なお題目に向かって努力する、そのためのツールとしてブログが語られていたような気がします。

うーん、なんちゅうか、もっと自由でいいのかなとか。

いくらそうやってブログを持ち上げてみたところで、実際それによって成功が得られる人はごく一握りであることに違いはありません。そういう高尚な目的なんて持たず、自分が好きなように、楽しくやれれば個人の趣味としては十分だと思います。

前半のディスカッションで、徳力氏はこれからブログをはじめる人に向けてのアドバイス的なものをパネラーに尋ねていました。たぶん、ブログ人口を増やすためのヒントを引き出したかったんでしょう。

でも、そもそも成功者にブログをはじめるコツを語らせるってアプローチ自体が私には具合が悪く感じられます。だって、そうするとブログを書くことって成功に至るための道筋になっちゃうじゃないですか。わずかな人しか到達できない成功を目標にブログをはじめてしまったら、ブログ運営って苦しさばかりが勝っちゃうんじゃないかなあ。よく見かける「ブログは毎日更新しろ!」とか、普通の人には無理ですよ。

ブロガー人口を増やすためには、もっとヒエラルキーの下の方の、家族や友人向けにブログを書いてる「なんでもないブロガー」に素朴に楽しさを語ってもらった方がいいんじゃないかと思ったり。

まあ、そういうコンテンツを「Webにゴミが増える」と嫌う向きも多いでしょうが、無数のゴミの中から光る玉も現れるでしょうし。かくいうこのブログも、「ドウデモイイコト。」というタイトルのとおり、しょーもないことばかりを書いているわけですが、1年運営していたらおかげさまで毎日1000人以上がやってきてくださるようになったわけでして、大上段に構えず鷹揚にやったらよろしいと、そんな風にゆるーく考えた次第。

それに、長文書き殴るのってそれだけで楽しいですよ。

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