ガジェット通信の寄稿依頼を1回だけ承諾し、その後は断った理由


もう2週間ほど前の2月16日に、ガジェット通信さんに寄稿(転載)記事が掲載されましたのでご報告。

■ガジェット通信
現役ヤクザが解説する「プロは死体をアスファルト合材に混ぜて焼き尽くす」はデマっぽいよ
元警官に本当のプロの死体処理法を尋ねてみた

■当ブログの元記事
現役ヤクザが解説する「プロは死体をアスファルト合材に混ぜて焼き尽くす」はデマっぽいよ
元警官に本当のプロの死体処理法を尋ねてみた

「現役ヤクザが~」はこのブログで初の3桁はてブを達成した記事です。総合ホットエントリにも入り、Twitterでも結構バズったので、それで目についたんでしょうね。開設から約半年、このブログも多少は人目に触れるようになったのだなあとしみじみ。

さて、ご報告が遅れた理由なのですが、確かめてみたいことがあったため。

以前からガジェット通信への記事転載は、元記事への検索流入を減らし、長期的には元ブログへのアクセスを減らす可能性があるのではとの指摘がありました。以下に関連記事をいくつか。

ガジェット通信に記事を転載されたが……!(Hagex-day.info)
Q「ガジェット通信に寄稿したらPV増えますか?」A「いいえ減ります」(情報の海の漂流者)
記事をBLOGOSやガジェット通信に「寄稿」するのはブロガーにとって百害あって一利なしか?(Heartlogic)
拝啓、ガジェット通信 様。寄稿の件、謹んでお断りさせていただきます。(I believe in technology)
ガジェット通信に寄稿した記事はGoogle先生にどう扱われるのか(資料庫)

こんなかんじで昨年12月に一部で話題になっていたので気になっていたのですよ。傍証はいくつも得られているため、ほぼ間違いないだろうと考えていたのですが、自分で検証してみないとどうも確信が得られません。Googleさんも大元の作成者を判断しようとしているみたいなんですよね。

SEO:コンテンツシンジケーションにおける検索エンジンの情報扱いとSEOの注意点(SEMリサーチ)

検索エンジン(Google)は、誰がそのコンテンツを最初に作成した人なのかを判断しようとしている、ということです。それは公開日時やリンク解析などから拾い上げる、いくつかのシグナルを取り出すことによってアルゴリズムで判定しようとしています。

しかし検証をしようにもガジェット通信さんから依頼が来ないことにははじまりません。もやもやした気持ちを抱えたままでいたところに、ちょうど今回のお話をいただいたわけです。

結果、どうなったかというと、記事タイトルでの検索ではガジェット通信さんとそのシンジケーション先が上位を占め、私のブログは見事に下位に吹っ飛ばされました。何位なのか調べるのも面倒くさいくらい。

ソーシャルメディアでの言及数も元記事の方が圧倒的に多いし、さすがにこれならガジェット通信さんにも勝てるんじゃないかと密かに考えていたのですが、甘かったですね。サイトのオーソリティ(検索エンジンから見た際の信頼性・重要度)に差がありすぎたのだと思います。

ちなみに、Open Site Explorerでサイトトップのページオーソリティを調べてみると、私のブログが33、ガジェット通信さんが74とダブルスコア。これは勝ち目がありませんわ。

ではガジェット通信さんからの流入はどれくらいかというと、2/16から3/2の15日間で121訪問。いやはや、これはしょぼい。

というわけで、ガジェット通信さんからの転載依頼はこれっきりで断ることにしました。じつは転載開始直後にプチヒットを飛ばした記事にも依頼があったのですが、理由を告げて今後は転載許可はしない旨を伝えており、それ以来連絡はありません。

では、ガジェット通信さんへの転載をブロガーは一切断るべきなのかというと、そんなことはありません。以下に私なりにかんじるメリットとデメリットを箇条書きにしておきます。

■メリット
・記念になる
・名前が売れる
・記事内容そのものを広められる
・高オーソリティのサイトからリンクが得られ、自サイトの検索エンジンからの評価が上がる(※)
※なので、1回は寄稿をOKした方がいいんじゃないかなと。

■デメリット
・検索流入が減る
・記事に関連してトラブルが発生した場合、即応できないリスクがある(※)
※削除や修正の依頼はちゃんと受けつけてくれるそうですが、タイムラグはあるでしょう。

とくにデメリットの2番目は、私のようにアブナイ記事をときどき書いているサラリーマンブロガーは意識すべきリスクかなと。自分が垂れ流した駄文が元で会社をクビになったり、訴訟されたりしてはたまりませんからね。

ところで、検索からの流入が減ると書きましたが、「死体処理」だと相変わらず私のブログが1位に表示される模様。

die_search

「虐殺器官」のレビュー記事がWikipedia、Amazonに続いての3位と高評価を受けているので、このサイトは死体に関して一家言あるのだと判断されているのかもしれませんね。

……って、それちょっと嫌すぎるんですけど。


(同日追記)
Twitterでよい指摘をいただいたので紹介します。

転載にあたって契約書の取り交わしなどはなく、メールのやりとりだけでした。規約的な資料くらいはあるのかなと思ったのですがそれもなく。まあ、規約とか契約とか持ち出すと警戒心を抱く人もいるでしょうから、あえてそれくらいライトにしているのかなと好意的に理解はしています。

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