弊社の事業のひとつにeQOLスキンケアというアトピー有症者さん向けのサービスがあります。
私はアトピーではないんですが、職場でデスクが近いこともあって自然と関心が高まり、関連する話題をちょこちょこチェックするようになりました。
なにしろ門外漢なので間違った認識かもしれませんが、アトピーにはこれといった特効薬や治療法はないんですね。
先端医療から怪しげな民間療法まで百家争鳴。
どう見てもこれは詐欺か霊感商法の類じゃないかって思えるほどアレな輩もちらほら。
「アトピー 悪徳」で検索するとわらわらヒットします。
辛い症状に悩んでいる人は藁をもつかむ気持ちで飛びついてしまうこともあるのでしょう。
人の弱みにつけこむひどい商売もあったものです。
さて、話をeQOLに戻します。
肉体的な疾患であるアトピーに、Webサービスでどうやってアプローチするんだと訝しむ方もいるでしょう。
もちろん、PCやスマホから薬が出るわけがありませんし、一昔前に流行った「巨乳になる着メロ」のようにアトピーが治る音楽が流れるわけもありません。
eQOLは、毎日の掻破行動(掻いたり、こすったりすること)の記録をサポートをするツールです。
表現が適切かわかりませんが、アトピー専用の家計簿みたいなものですね。
では、なぜ記録をつけることが掻きすぎや掻き壊しの予防になるのか。
それはまさしく家計簿と同じ原理のようです。
家計簿に支出を可視化し、無駄づかいを抑制する効果があるように、掻破記録にも掻破行動を可視化し、掻きすぎ・掻き壊しの抑制が期待できるわけです。
同じ原理を利用したものにレコーディングダイエットや、ライフハックでおなじみの夢を叶える手帳などがありますね。
営業マンが日々の成績を壁に貼り出すのも同じような効果を期待したものでしょう。
いずれも行動の可視化により望ましい行動を促そうという狙いです。
実感として、なかなか理屈にかなった方法論だと思います。
掻かなければアトピーが治るというわけではないのでしょうが、少なくとも血が出るほど掻き壊してしまうような状態を改善できれば生活の質は改善するはず。
そういう思いを込めてサービス名にQOL=クオリティ・オブ・ライフを入れたのだそうです。
もちろん、この手法が万能なわけはなく、うまくいく場合といかない場合があるでしょう。
ちなみにモニターを集めてテストした結果では、約80%の方が効果を実感されたそうですので、いまのところはうまくいくことのほうが多い模様。
月額315円のサービスですが、トライアルで最初の1ヶ月を無料で試せるようですので、アトピーによる掻きすぎや掻き壊しで悩んでいる方は試されてみてはいかがでしょうか?
Twitterやfacebookに公式アカウントもあるので、気になる点は事前にそちらで質問もできると思います。
公式Twitter: https://twitter.com/e_qol
公式facebookページ: https://www.facebook.com/eQOL.NEXT
アトピー性皮膚炎・スキンケア情報のeQOL: http://skincare.eqol.jp/
そんなわけで、自社サービスの宣伝でございました。
同じ原理で、禁煙や禁酒を支援するサービスを作ったら私も利用するのになあ、と思ったのはここだけの話。
家計簿サービスのZaimが流行ってますし、こういう記録系のサービスはWebと相性がいい気がしますね。