これで負けない!ソーシャル時代のネットバトル戦術入門


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これからネットバトルをする、あるいはネットバトルをしようとする際、「その戦いに自分は勝てるのか?」と誰しも気がかりになるでしょう。本稿では、初心者がネットバトルをするにあたって押さえておきたいポイントをご紹介します。

適切な戦場を選ぶ

ネットバトルにおける戦場は、ブログによる応酬かTwitterのやり取りのいずれかが基本です。掲示板での煽り合いはどちらかが立ち去れば終了しますし、Facebookなら最後はリアルファイトで決着となるのでここでは取り扱いません。

ブログの長所は途中で異論を差し挟まれることなく、長文で自説を展開できる点にあります。文章力や論理的思考力に優れている人におすすめの戦場です。デメリットは長文ゆえに論理矛盾を起こしやすく、書いているうちに自分の文章に酔っ払って墓穴を掘りやすいところにあります。

大量の文字数を動員するブログを会戦に例えるなら、Twitterはさながら遭遇戦です。140文字で素早く罵倒を投げつけられるので、頭の回転に自信のある方に向いています。デメリットは高速なやり取りの中でだんだんと血圧が上がっていき、キレてしまいやすいことです。煽り耐性に自信がなければTwitterでのバトルは避けたほうがよいでしょう。

Tipsですが、ネットバトルに特化したTwitterアカウントを作る際はIDをなるべく長くしましょう。IDの文字数分、メンションを返す相手はコメントの文字数を制限され、戦局を有利に進められます。

ファンを利用する

あなたがネット有名人であるなら非常に強力な戦法です。自らは手を汚さず、敵対者をファンに攻撃させるのです。主として2つの手段があります。

・非公式RT
敵対者の発言を非公式RTし、自分のフォロワーに晒す手法です。怒りに駆られたファンが鉄砲玉となって敵を殲滅します。

自ら攻撃をする必要がなく、批判されても「ぼくはなにもしてません(ω)みんないじめはやめてください(ω)」と潔白を主張できるため防御面でも極めて優れた戦術といえるでしょう。自らの取り巻きを巧みに操るその様子から、アニメ「ガンダム」に登場する架空の兵器に例えて「ファンネル」とも呼称されます。

参考事例:はるかぜちゃんに捨て垢からリプライを送ってみた(togetter)

・@つきブログを投稿する
敵対者のTwitterIDをアットマークつきでブログのタイトルに組み込む手法です。これにより対象の記事がTwitterで言及されるたびに、不特定多数の人間から敵対者にメンションが送られます。

ブログの主張が通っており、賛同者を多く集められれば敵に痛烈なダメージを与えることが可能です。しかし、主張がおかしかったりアンチが多い場合、むしろ相手にエールを送る結果になる両刃の剣でもあるため、くれぐれも扱いには注意してください。

参考事例(1):おい、イケダハヤト師 ちょっと来い @ihayato(やまもといちろうBLOG)
参考事例(2):「おい、切り込み隊長 ちょっと来い」 @kirik(ihayato.書店)

印象操作、世論誘導する

トゥギャッターやNAVERまとめといったキュレーション(情報まとめ)サービスを利用する手法です。都合の悪いコメントや批判は無視し、一方の意見のみでまとめを作ることで、さも賛同者が多いように偽装できます。

まとめへの反論は非常に難しくなります。まとめ記事は不特定多数の発言を集積しているため、反撃は必ず1対多の構図になってしまいます。逆にいえば、まとめを作ることで敵対者の発言を封殺する効果を狙えるともいえるでしょう。

あえて的外れな批判も混ぜ込むことで中立を装いながら敵対陣営の信頼度を下げたり、前述したタイトルにTwitterIDを記載する戦術を組み合わせるなど、より高度な戦術も発達しつつあり、目が離せない手法です。

この戦術を行う際に注意すべきことは、バトルの当事者がまとめても信憑性が下がる点です。誰か他人に作ってもらうか、捨て垢で中立な他人を装いましょう。

参考事例:コメントデザインする人たちanother(togetter)

特定する

匿名の敵対者に対し有効な戦術です。匿名の発信者はリアルとWebで人格を切り離しているケースが多いため、Webの揉め事が実社会に影響を及ぼすことを極めて恐れます。

そんな探偵じみたことはできないと思うかもしれませんが、SNSの交友関係や仕事、学校に関する発言、写真のExifデータや位置情報系サービスの履歴などを丁寧にチェックしていけばそんなに難しい作業ではありません。完全に特定ができなくても、職業や住所にまつわる情報を匂わして恫喝するだけでも十分な威力を発揮するでしょう。

参考事例(1):佐々木俊尚氏に絡む広告業界の人たち(第一幕)(togetter)
参考事例(2):May_Romaさん、ごめんなさい(togetter)

勝てる相手としか戦わない

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。自分以上の戦闘力を持つ相手とは戦わないのがネットバトルで負けない最大の秘訣です。

まず、自分よりファンの多い人間を相手にしてはいけません。とくに、一般人が有名人に絡むなど愚の骨頂です。たとえ本人を言い負かしても、取り巻きからネチネチと攻撃が続くことが予想されます。

次に、自分よりも専門的な知識や論理的思考力に優れた人間を相手にしてはいけません。言い負かされます。

最後に、実社会において自分に影響力を行使し得る人間を相手にしてはいけません。ネットバトルの勝敗に関係なく、特定された際に人生が詰む恐れがあります。

最後に

あれこれ書きましたけれど、ネットバトルなんて不毛なものはながめるだけにして、自分は関わらないほうがいいと思うな(ω)

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