こんな記事を読んだ。
基本的人権がなんたらとかまどろっこしいことが書いてあるが、そんなもので自己嫌悪が治れば世話はない。
だいたい人間の存在意義がそれによって保障されるものであるなら、人権思想の発明以前は人間には存在意義がなかったという話になる。
(そもそも憲法と人権は別にイコールで結ばれるものではないっていうツッコミどころもあるがひとまず置いておく)
そんなことより、もっと実践的で効果が見込める自己嫌悪の克服法について提案したい。
それはブログを書くことだ。
はてなでもいい、アメブロでもいい、レンタルサーバーを借りてもいい。
なんでもいいからブログを書こう。
ブログを書くとアクセスがある。
あなたが書いた記事を誰かが見てくれる。
はてブされたり、ソーシャルメディアで共有されたり、コメントされたりすることもある。
あなたが書いた記事に誰かが共感してくれる。
それはとても気持ちがいいことだ。
自己承認欲求で渇ききった心が潤いを帯びることに気がつくだろう。
毎日30分ブログを書いたら、それなりにアクセスが増えてくる。
そうしたら広告を貼ろう。
クリックだけで収益になるAdsenseが手軽だ。
amazonアフィリエイトは注文した商品が発送されないと収益にならないからおまけくらいに考えておけ。
あと、最初にどこでもいいからブログを書けといったがありゃ嘘だ。
広告NGのサービスは避けよう。
それはどこかって?それくらい自分で調べろ。甘えんな。
あと、大金が稼げると思うな。
時給で考えるなら、文才や幸運に恵まれた1%の人間以外、ブログなんかでちまちま稼ぐよりバイトをした方がよほど効率がいい。
だが、金額の多寡じゃあないんだ。
自分の創作物が金を生むのはすごく気持ちがいいんだ。
たしかに広告主を経由してお金をもらっているだけで、読者が直接あなたの記事に金を払ってくれたわけじゃなあない。
だが難しいことは考えるな。
その金は小遣いやサラリーや生活保護のように誰かに与えられる金じゃなく、あなた自身が掴み取ったお金だ。
数百円だろうが、数十円だろうが、額面の百倍以上の価値をきっと感じるはずだ。
その気持ちよさを味わうまでに、自己嫌悪に苛まれる時間が減っていることにあなたは気がつく。
そう、四六時中ブログのネタを考えていたら、つまらない自己嫌悪なんかに割いている時間はなくなるんだ。
ひょっとしたら、自己嫌悪に陥る気持ちでさえ記事に昇華できてしまうかもしれない。
最後に繰り返そう。
「自分のことが嫌い」な人は、30分だけブログを書きなさい。
それはきっとあなたの心を救うはずだ。
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いやまあ勢いで書きなぐってみただけなんですが。
あれですね、自己嫌悪なんて程度の差はあれ誰でも持ってると思うんだけど。
つか、全面的に自分大好きな人とかちょっとお近づきになりたくありません。
かといって自己嫌悪の行き過ぎはまさしく精神衛生上好ましくありませんので、あれこれ悩む時間を減らせるよう、ブログに限らずなにかしら趣味を持つのは悪くないんじゃないでしょうか。